トーク+上映 アートフェア東京 2014

2014.2.26

2014年3月7日(金)〜3月9日(日)に開催される「アートフェア東京2014」にて、文化庁メディア芸術祭によるトークイベントを実施します。あわせて、今回のトークに出演される真鍋大度氏の活動を紹介する記録映像と、第16回文化庁メディア芸術祭受賞作品の映像プログラムを上映します。

Array撮影:岩下宗利

アートフェア東京2014  http://artfairtokyo.com/

会期:
2014年3月7日(金)11:00〜21:00
            3月8日(土)11:00〜20:00
            3月9日(日)10:30〜17:00
※入場は終了30分前まで

会場:東京国際フォーラム・展示ホール
入場料:1-DAYパスポート 2,000円 (前売り1,500円)
       3-DAYパスポート 3,500円 (前売り3,000円)
主催:アートフェア東京実行委員会
運営:aTOKYO株式会社

「アートフェア東京2014」は、国内外から多くのギャラリーが集まり、時代やジャンルを超えた美術作品に触れることができる国内最大のアートフェアです。

文化庁メディア芸術祭国内巡回事業では、メディアアート表現による今日的なビジネスの状況と、アートマーケットにおけるニューメディアを用いた作品の流通について、受賞作家である真鍋大度氏とゲストによるトークイベントを開催します。あわせて、特設ブース(S01)では、文化庁メディア芸術祭について紹介するほか、トーク出演者である真鍋氏が手掛けたプロジェクトを記録映像でご紹介します。なお、本記録映像は、第16回文化庁メディア芸術祭受賞作品のプログラム上映とあわせて会場内のエデュケーショナルラウンジでもご覧いただけます。

トークイベント
「マーケットにおけるメディアアート作品」
出演:真鍋大度(アーティスト/プログラマ)
    石井孝之(タカ・イシイギャラリー代表)
    金島隆弘(アートフェア東京2014エグゼクティブ・ディレクター)
モデレーター:岡部あおみ(第16〜17回文化庁メディア芸術祭アート部門審査委員/美術評論家)


日時:3月8日(土)16:30〜18:00
会場:アートフェア東京会場内 トーク会場
定員:90名

ファッションや広告、音楽などの様々な分野で注目されるメディア芸術の表現力。本イベントでは、アーティストとギャラリストが集結し、テクノロジーを導入したメディア芸術による今日的なビジネスの状況と、アートマーケットにおける作品流通の国際的動向をご紹介します。文化庁メディア芸術祭にて多数の受賞歴を誇るアーティストの真鍋大度氏からは、アート表現とビジネスを横断する近年の活動をご紹介いただくほか、タカ・イシイギャラリー代表の石井孝之氏、アートフェア東京のエグゼクティブ・ディレクター金島隆弘氏からは、写真やニューメディアを用いた作品の取り扱いについてお話いただきます。
メディアアート作品が生み出された後、ビジネスとして成立させるためには何が必要なのでしょうか。アートマネージメントに携わる方から、作品を制作するアーティストまで必見のイベントです。



真鍋大度(アーティスト/プログラマ)
身近な現象や素材を異なる目線で捉え直し、組み合わせることで作品を制作。高解像度、高臨場感といったリッチな表現を目指すのでなく、注意深く観察することにより発見できる現象、身体、プログラミング、コンピュータそのものが持つ本質的な面白さに着目している。2006年にウェブからインタラクティブデザインまで幅広いメディアをカバーするデザインファーム「rhizomatiks」を立ち上げ、2008年には、石橋素とハッカーズスペース「4nchor5 La6」(アンカーズラボ) を設立。
http://daito.ws/

石井孝之(タカ・イシイギャラリー代表)
1963年東京生まれ。1982年に渡米。ロサンゼルスのOtis College of Art and Designで学ぶ。日本のアート業者向けに現地の作品を買い付け、自身でもコレクションを始める。帰国後、1994年に豊島区大塚にてタカ・イシイギャラリーを開廊。2003年1月に新川に移転。2005年11月より清澄白河に再び移転し、現在に至る。その後タカ・イシイギャラリー京都とタカ・イシイ ギャラリー フォトグラフィー/フィルムをそれぞれ京都下京区(2008年)と東京六本木(2011年)に開廊。主な取り扱い作家は、荒木経惟、森山大道、木村友紀、村瀬恭子、トーマス・デマンド、エルムグリーン&ドラッグセット、スターリング・ルビーほか。

金島隆弘(アートフェア東京2014エグゼクティブ・ディレクター)
1977年東京都生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了後、2005年より東京画廊+BTAPの北京スペースの運営、ART iT東アジア地区プロデューサーを経て現職。FEC(ファーイースト・コンテンポラリーズ)代表。東アジアにおける現代アートのリサーチプロジェクト、作家の作品制作支援、交流事業等を手がける。

岡部あおみ(第16〜17回文化庁メディア芸術祭アート部門審査委員/美術評論家)
東京都生まれ。パリのポンピドゥ・センターで「1910-70前衛芸術の日本」展(1986-87)に関わり、パリ国立高等美術学校では日本の文化と現代 美術の講義を担当。武蔵野美術大学芸術文化学科で12年間専任教員として芸術と社会について実践的な講義と活動を行ない、ニューヨーク大学でも1年間研究に携わる。95年の震災後、阪神アートプロジェクトを企画、20013年春に松島でジョルジュ・ルースin 宮城を企画実施する。現代アートを支える人々と対話を行なうCulture Powerのウェブサイトを創設。資生堂ギャラリー・アドヴァイザー。著書に『アート・シード──ポンピドゥ・センター美術映像ネットワーク』『アートと女性と映像──グローカル・ウーマン』他。映像作品に『田中敦子 もうひとつの具体』。


<入場方法>
アートフェア東京2014のチケットをお持ちの方は無料でご参加いただけます。
当日開場30分前より会場にて整理券を配布いたします。トークの事前のご予約は承っておりません。

■上映
「第16回文化庁メディア芸術祭受賞作品―映像プログラム―(90分)」
「真鍋大度 文化庁メディア芸術祭受賞作品紹介」
※上記2つのプログラムを上映します。

日時・会場:
3月7日(金)11:00〜21:00 エデュケーショナルラウンジ
3月8日(土)11:00〜20:00 エデュケーショナルラウンジ前特設スペース
3月9日(日)10:30〜17:00 エデュケーショナルラウンジ前特設スペース

※このほかブースS01では、「第17回文化庁メディア芸術祭大賞作品紹介」と「真鍋大度 文化庁メディア芸術祭受賞作品紹介」を上映します。



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