JAPAN MEDIA ARTS FESTIVAL

海外メディア芸術祭等参加事業日本のメディア芸術を世界へ

上映プログラム

JAPAN POP ENERGY


このプログラムでは、メディア芸術祭の歴代受賞作品の中から、現代日本のポップカルチャーが感じられる作品群を集めてお送りします。

プログラム監修:岡本 美津子(東京藝術大学大学院映像研究科長・教授)


フミ子の告白
フミコの告白

石田 祐康 (日本)

第14回 アニメーション部門 優秀賞 2分22秒
短編アニメーション

フミコは、想いを寄せるタカシに告白するが、あえなくフラレてしまう。泣き叫びながら走りだすフミコ。疾風のごとく、街中を突き抜け、急激な階段を転がり、崖から落下し、商店街の空を舞うフミコがたどり着いた所とは......。ユニークなアングル描写とスピード感あふれるアクションが展開する純情女子高生の決死の告白アニメーション。


やさしいマーチ
やさしいマーチ

植草 航 (日本)

第15回 アニメーション部門 新人賞 4分48秒
短編アニメーション

のどかな田園やビルが入り組む不思議な街を歩き続ける少女の後ろを、怪獣たちが追いかけるユーモラスなアニメーション作品。空想に耽る少女の思考や感情をモニターの画面や怪獣の姿になぞらえて視覚化し、少女の閉ざされた内面世界をテンポの良い楽曲にのせて鋭く描き出した。


永野 亮 「はじめよう」
永野 亮 「はじめよう」

新井 風愉 (日本)

第16回 エンターテイメント部門 新人賞 6分43秒
ミュージックビデオ

永野亮のシングル「はじめよう」のミュージックビデオ。ワイヤーや合成技術を使わずに、簡単な工夫だけで「空中浮遊」映像を実現している。ウェブ上では、舞台裏と見比べられる「裏ヴァージョン」も同時公開し、裏表両面でひとつの作品として反響を呼んだ。


Hietsuki Bushi
Hietsuki Bushi

Omodaka (日本)

第15回 エンターテイメント部門 新人賞 4分
映像作品

寺田創一による宮崎県の民謡「ひえつき節」をモチーフとした楽曲と、ひらのりょうによる色彩豊かな手描きのアニメーションが融合したOmodakaのミュージックビデオ。楽曲に合わせて、「農業と宇宙」をテーマとしたビジュアルで時代や空間を超えた幻想的な心象イメージを表現。


KiyaKiya
KiyaKiya

近藤 聡乃 (日本)

第16回 アニメーション部門 審査委員会推薦作品 6分39秒
短編アニメーション

タイトル「KiyaKiya」は、澁澤龍彦『少女コレクション序説』中の「幼児体験について」という一編で出会った「胸がきやきやする」という古い日本語からの造語である。「何とも説明しがたい、懐かしいような、気がかりなような気分」「既視感」の気分を表わすそうだ。この気分の考察が本作のテーマである。


Ho-Ho' This message is boiling hot
Ho-Ho' This message is boiling hot

岡本 将徳 (日本)

オタワ国際アニメーション映画祭2010 ミュージックビデオ部門ファイナリスト 2分18秒
短編アニメーション

アニメーターおかもとまさのり×ミュージシャンSaitoneだれかのハートにポッっとあったかいキモチを届ける!【ホーホー】がコマ撮りアニメーションで登場です。誰かに気持ちを伝えたいとき、自分の心が動いた時、人のキモチと共に【ホーホー】は燃え揺らめきます。届けたい想いや伝えたい気持ち。あふれる感情を広げるメッセンジャー【ホーホー】が日本中のハートに火を灯します!気持ちに合わせて踊ったり、身体の形を変化させたり作画して切り抜いた紙の置き換えによるコマ撮りアニメーション。


Airy Me
Airy Me

久野 遥子 (日本)

第17回 アニメーション部門 新人賞 5分38秒
短編アニメーション

謎の生体実験が行われる病棟で日々看護婦から投薬を受ける被験者。ある時、看護婦が被験者のスイッチを押すと、キメラ(複数の動物のハイブリッドからなる怪物)へと変貌を遂げてしまう……。アーティスト・Cuusheの同名曲から得たインスピレーションをもとに、2年近い歳月をかけて描かれた3,000画からなる手描きアニメーション作品。病棟内の時が止まったような風景と対照的な、揺れ続けるカメラワークや柔らかな色彩によって、独自の物語世界を描いている。


ONE AND THREE FOUR
ONE AND THREE FOUR

平岡 政展 (日本)

第17回 アニメーション部門 審査委員会推薦作品 3分26秒
短編アニメーション

動きの面白さスピーディーさを表現したアニメーションを用いて、阿部義晴の音楽に対して制作されたミュージックビデオ。音源のイメージを視覚化し、リズムに合わせて常に変化していくカラフルで線のない絵で、細かさと大胆さを表している。


新しい生物
新しい生物

ユーフラテス (日本)

第16回 エンターテイメント部門 審査委員会推薦作品 9分19秒
映像作品

NHK Eテレの教育番組『ピタゴラスイッチ』の1コーナー。視聴者である子どもたちに、身の回りにある日用品を生き物に「見立てる」面白さを伝えるとともに、モデルになったものの性質を使った独特な「生態」を見せることで、まったく新しい存在感を持ったアニメーションを目指した。


ウサビッチ
ウサビッチ

第10回 アニメーション部門 審査委員会推薦作品 6分14秒
短編アニメーション

獄中に入れられたウサギのプーチンとキレネンコが、フリーダムに展開するお話。1961年のソビエト連邦時代のロシアが舞台。二日酔いで仕事をサボタージュした為刑務所に入れられたプーチンと、同じ監房に入っている死刑囚のキレネンコ、その二人をいじめる看守達のカンシュコフ(キレネンコにはその場で報復を喰らっている)との日々のやり取りが描かれている。


ハイスイノナサ 「地下鉄の動態」
ハイスイノナサ 「地下鉄の動態」

大西 景太 (日本)

第16回 エンターテイメント部門 新人賞 4分22秒
ミュージックビデオ

残響レコード所属ハイスイノナサの1stフルアルバム『動物の身体』からの1曲「地下鉄の動態」のミュージックビデオ。各楽器の1音ごとの動きと質感に同期した幾何形体アニメーションが「地下鉄」を形づくりながら楽曲を構成する。


就活狂想曲
就活狂想曲

吉田 まほ (日本)

第16回 アニメーション部門 審査委員会推薦作品 7分27秒
短編アニメーション

就職活動をテーマとした短編アニメーション作品。ごく普通の大学生として過ごしてきた主人公。ところが近頃友人たちの様子がおかしい。聞けば、彼らは“就活”に躍起になっているらしい。それがいったいどのようなものなのか見極められぬまま、主人公もまた「ニッポン式就活」の渦中へと引きずり込まれていく。


べろべろ
べろべろ

田中 秀幸 (日本)

第15回 エンターテイメント部門 優秀賞 6分10秒
映像作品

ロックバンド、グループ魂のミュージックビデオ。夜の新宿歌舞伎町を正体不明の毛むくじゃらの生きものが楽曲に合わせ歌いながら練り歩く映像は、薄暗い路上を行き交う人々と、ぎらつくネオンが対照的に映しだされ不思議な哀愁を感じさせる。


夜ごはんの時刻
夜ごはんの時刻

村本 咲 (日本)

第17回 アニメーション部門 審査委員会推薦作品 8分28秒
短編アニメーション

5時のチャイムとともに遊びの時間は終わり、遠ざかっていく遊びの時間と、これから家で待っている「夜ごはん」。その間にある、何とも言えない時間帯。その時間を作者自身の方法で保存しておきたいという思いから、手描きアニメーションで制作された作品。