JAPAN MEDIA ARTS FESTIVAL

メディア芸術海外展開事業日本のメディア芸術を世界へ

第25回マンガ・バルセロナ


参加概要

文化庁では、メディア芸術海外展開事業として、バルセロナで2019年10月31日(木)〜11月3日(日)に開催されるスペイン最大のマンガフェスティバル「第25回マンガバルセロナ」(今年からサロン・デル・マンガからマンガ・バルセロナに改名)に参加致します。本事業は昨年よりFICOMICの協力を得て、スペインにおける日本のメディア芸術の普及に努めています。昨年は「言葉と物と獣展」を第24回サロン・デル・マンガにて行い、5作品のマンガ原画等展示および、5作品の映像等のインスタレーションを展示致しました。
本年は第22回(2019年)文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品の『ブルーピリオド』(講談社、作者 山口つばさ)の高精細複製原画を展示致します。この作品では、一見充実した高校生活を送る一方どこか空虚さも感じていた主人公が、美術室で見た1枚の絵に魅了され絵を描くことに目覚め、日本最難関の美術大学である東京藝術大学を目指すことになるストーリーが描かれています。同校に現役合格した作者ならではの、美大受験のための理論や技法の詳説も物語にリアリティを与え、読者の興味を惹きつけます。
山口つばさ氏が現地に渡り、マスタークラスやサイン会、Q&Aセッションを実施します。更に、フェスティバル内で、第22回文化庁メディア芸術祭受賞作品を中心としたプログラムの上映も行います。

会 期:2019年10月31日(木)〜 11月3日(日)
会 場:Fira Barcelona Montjuïc Hall2 Level2(スペイン・バルセロナ)

マンガ・バルセロナとは
マンガ・バルセロナとは
  • マンガを通して日本の文化を紹介するスペイン最大のマンガフェスティバル。会場内ではマンガやDVD、グッズの販売、アニソンライブ、コスプレの他、着付け、華道、書道、囲碁、将棋、チャンバラ、日本食屋台、クッキングスクール、日本語教室など様々な日本文化が紹介されています。

展示

ブルーピリオド
ブルーピリオド

『ブルーピリオド』
山口つばさ

第22回 マンガ部門 審査委員会推薦作品

展示:『ブルーピリオド』29点
(高精細複製画/第1巻および第2巻より)
© YAMAGUCHI TSUBASA/講談社
作品概要

成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる高校生・矢口八虎(やぐち やとら)は、ある日、一枚の絵に心奪われる。その衝撃は八虎を駆り立て、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく。美術のノウハウうんちく満載、美大を目指して青春を燃やすスポ根受験物語、八虎と仲間たちは「好きなこと」を支えに未来を目指す!
第2巻ではついに八虎は「美大専門の予備校」に足を踏み入れ、そこで初めて「天才」と出会う。自分の身の丈を思い知らされた八虎の決意とは…

本展覧会では、高精度複製原画を展示しますが、今年スペインで出版される第1巻からの出品に加えて、スペイン未発売の第2巻からの出品展示もいたします。どうぞお楽しみください。

プロフィール
山口つばさ

山口つばさ

  • 東京都出身。 東京藝術大学卒業後、2014年に月刊アフタヌーンの新人賞「四季賞」で受賞を果たし、増刊good!アフタヌーン2015年5月号にて読み切り『ヌードモデル』でデビュー。2016年にアニメーション監督・新海誠氏の作品『彼女と彼女の猫』のコミカライズで初連載。『ブルーピリオド』は月刊アフタヌーン2017年8月号から連載開始。第1巻発売から注目を集め、「マンガ大賞2019」第3位、「このマンガがすごい! 2019」(宝島社)オトコ編第4位、「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2018ネクストブレイク部門」大賞、第2回「マンガ新聞大賞」第3位を獲得。電球が大好きでアクセサリーなど種々収集中。
スペインのファンの皆様へメッセージ

初めまして、「ブルーピリオド 」という作品を描いています、山口つばさと申します。
以前スペインに来た時生ハムやフィデウアがとても美味しかったのでまた来れてとても嬉しいです。
「ブルーピリオド 」は日本の美大受験が舞台のマンガですがピカソやゴヤ、ダリなど素晴らしいアーティストを多く輩出しているスペインで発表できることをとても嬉しく思います。
このマンガで描かれている技法や美術への考え方はおそらく日本独特な部分も多々あり、
このようなニッチなジャンルをスペインの方がどのような気持ちで読まれるのかとても興味があります。
また、機会があればスペインの美術学校も見学できる機会があれば嬉しいです。


山口つばさ氏(『ブルーピリオド』)参加イベント

Q&Aセッション

ファンとのQ&Aや、モデレーターからの簡単なインタビューなど。

会場 日時
MANGA ROOM 5 in HALL 5 10月31日(木)16:00〜17:00
サイン会

事前応募にて抽選の上実施します。

会場 日時
Room 1 in HALL 5 10月31日(木)17:30〜18:15
11月1日(金)11:00〜11:45
マスタークラス

制作過程などをスペインのマンガファンへ説明していただきます。

会場 日時
MANGA ROOM 5 in HALL 5 11月1日(金)13:00〜14:00

上映

「第22回文化庁メディア芸術祭受賞作品プログラム」

第22回文化庁メディア芸術祭:アニメーション部門、アート部門の受賞作品から受賞10作品を収録。時代を映し出す文化庁メディア芸術祭のトレンドをアーカイブします。

作品の詳細はこちら

会場 スケジュール
Auditorium in HALL 5 10月31日(木)10:00〜11:00
村田朋泰 ストップモーションアニメーション特集

村田朋泰氏の作品特集。作品を通して、日本人のアイデンティティの1つである、あらゆるものが変転し移ろいゆくものにこそ美しさを感じる日本人の「無常観」を一貫して表現しています。

上映作品

『朱の路』、『家族デッキvol.1,5,6』、『木ノ花ノ咲クヤ森』、『天地』、『松が枝を結び』

作品の詳細はこちら

会場 スケジュール
Auditorium in HALL 5 11月3日(日)18:15~19:30

協力
凸版印刷株式会社 高精度複製原画印刷技術ついて

スクリーントーンやペンの微妙なタッチを高精細に印刷。黒1色のマンガ原稿を4色で印刷することで黒の中の色味にもこだわるなど、原稿用紙に描かれたマンガの質感そのままをデジタル印刷の技術を最大限に引き出すことで再現しています。
また、原稿と同じ質感の印刷用紙を厳選することで、実物の原稿用紙と見間違うほど、レプリカとしての完成度を極めております。

プリンティングディレクター紹介

高本 晃宏/TAKAMOTO Akihiro

凸版印刷株式会社 トッパンアイデアセンター所属。プリンティングディレクター歴22年。マンガやイラストをはじめ、グラフィックデザインなどクリエイターの作品へのこだわりを印刷の色調で再現することを得意とする。

冨永 志津/TOMINAGA Shizu

凸版印刷株式会社 トッパンアイデアセンター所属。プリンティングディレクター歴11年。化粧品業界の広告など人の肌の細やかな質感再現や、マンガ・イラストなどにおける特色を使用した華やかなイラストレーションの再現が得意とする。

凸版印刷株式会社

日本の印刷会社。創業以来、119年にわたり培ってきた「印刷テクノロジー」をベースに、幅広い事業活動を展開。現在は世界約160拠点で、約51,000人が働く企業グループへと発展。


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